はしもと小児科クリニックの予防接種は、病気で受診する子どもたちとは別の入り口・別の部屋(元気っ子ルーム)で行います。
とくに赤ちゃんはベッドのある個室に入っていただきますが、3室しかないので、混み合っているときはご容赦ください。
注射の後は、安全確認のために30分間は元気っ子ルームや個室でお待ちください。
その間にナースが帰宅後の注意点や次の予防接種などについてお話しします。

 

月曜から金曜日までの10時と11時が

予防接種タイムです。

遅くとも前日までに電話(0778-23-8080)で

予約してください。

それぞれの予防接種タイムでお引き受けできる人数には限りがありますので、なるべくお早めに予約をしてください。

 

母子手帳

 

予診票

生後2か月からスタート

生後2か月になったら

細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチン肺炎球菌ワクチン

肝炎や将来の肝がんを予防するB型肝炎ワクチン

ウイルス性胃腸炎を予防するロタウイルスワクチン

の4つを受けましょう(3つの注射と1つの飲むワクチンです)

生後3か月には

4種混合ワクチン(ポリオ+百日咳+破傷風+ジフテリア)

が加わります。

生後5か月になったら(生後8か月までに)

結核を予防するためのBCGを受けてください

予防接種のスケジュールを作りましょう
基本スケジュール

この「基本スケジュール」をもとに、お子さんに合ったスケジュールを作りましょう。

ロタウイルスワクチン(飲むワクチン)には、2回飲むものと3回飲むものの2種類がありますが、はしもと小児科クリニックでは3回飲むワクチンをお勧めしています。

一度に2種類以上の予防接種を受けても大丈夫です

いくつもの予防接種を同時に受けても、副作用が出やすくなるということはありませんし、予防接種の効果が減ることもありません。


欧米各国ではずっと以前から同時接種が常識ですし、「同時接種は安全」という研究論文がたくさん出されていてます。日本小児科学会も「同時接種は短期間に多くの免疫をつけるために必要です」と呼びかけています。

 

ただ、「一度に何本もなんてかわいそう」と思うかもしれませんね。それでしたら1本ずつ受けてもかまいませんが、たくさんの予防接種をこなすためには毎週のように何度も医療機関に通わなくてはなりません。ヒブ、肺炎球菌、4種混合、BCGを1本ずつ受けると10回通わなくてはいけませんが、同時接種なら4回で済みます。

 

予防接種についてわからないことがありましたら、越前市健康増進課から皆さんに配布されている「予防接種ガイド」をご覧ください。
または、はしもと小児科クリニック(0778-23-8080)にお電話ください。 

1歳になったらMR(麻疹・風疹)と水ぼうそうの予防接種を受けましょう。

また、赤ちゃんの時に受けたヒブ、肺炎球菌、4種混合の追加接種も受けましょう。
おたふくかぜの予防接種は有料(6000円)の任意接種ですが、1歳になったら受けられます。

 

 

赤ちゃんの時に受けた予防接種の時期によっては、このスケジュールが少し変わるでしょうから、とりあえず1歳になったらなるべく早くMRと水ぼうそうの予防接種を受けに来てください。その時に今後のスケジュールを決めましょう。

3歳になったら日本脳炎の予防接種を受けましょう。

1回目から3~4週あけて2回目、さらに1年後に追加接種を受けてください。

 

 

MRの2回目を小学校入学前の1年間のうちに受けましょう。
おたふくかぜの1回目を受けた人は、2回目をMRといっしょに受けましょう。
その他に受け忘れていた予防接種はありませんか?就学前の健診で指摘されないよう、もう一度母子手帳を確かめてみましょう。
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