2015年12月26日
インフルエンザは、まだ。
2015年12月4日
講演をしてきました

先日(12月2日)「感染症対策研修会」で
冬に流行する子どもの病気について講演を
してきました。鯖江市、越前市、南越前町の
保育園・幼稚園の保育士さんたちに
インフルエンザやRSウイルス細気管支炎、
ウイルス性胃腸炎についてお話をしました。
病気が広がらないようにするために、皆さん
熱心に勉強や実習をしておられました。

保育士さんたちとの意見交換の中に、
保育園で急に病気になった子どもを
しばらくでも休ませておくための部屋がほしい、
という声が多くありました。病児を休ませる
ための部屋を備えている保育園は意外に
少ないそうです。

小学校には保健室があるのに、
保育園には病児室がない、というのは
残念ですね。

2015年11月27日
入園に血液型必要?

入園申込書に血液型を記入する欄があるので検査してください、
と来院された方がありました。
え?血液型を入園申込書に? いまだにそんな保育園が
あるんですか?  びっくりポンや。

 

 

万が一、大けがなどで輸血が必要になった時のために、という
理由でしょうが、病院で「この子はA型です」と知らせても、
医師は必ず改めて血液型を検査し,詳しい検査を重ねてから
でないと絶対に輸血はしません。
ですから、あらかじめ血液型を調べておいても役に立ちません。

保育園は「知らなければ記入しなくていいですよ」くらいの
軽い気持ちかもしれませんが、律儀なお母さんは困って
病院に行き、子どもは痛い思いをします。
保育園は申込書の血液型記入欄を削除しておいてください。

 

あ、ひょっとしたら、性格判断とか運勢占いに使うの?
・・・・・・まさか、ね。

2015年11月10日
RSウイルスの検査・本当に必要?

RSウイルスと細気管支炎については「お母さんのおかげ」に
詳しく説明(PDF)していますので、ぜひ読んでください。
2015年10月21日
新型ノロウイルス

秋も深まり、ウイルス性胃腸炎が増えてきました。
今年は新型ノロウイルスが現れたそうです。

ほとんどの人が免疫を持っていないので
流行しそうだと報道されています。

 




       

ウイルス性胃腸炎の原因はノロウイルスのほかにも
ロタウイルス、アデノウイルスなど、たくさんありますが、
ウイルスの種類よりも
嘔吐の回数や脱水の有無など、
症状の軽重を見極めることが
大事ですし、治療もウイルス
の種類にはあまり関係なく、 症状しだいです。
新型だからといって、あまり怖がらず、
いつも通りの治療をしっかりやりましょう。

 

ウイルス性胃腸炎の治療は、このホームページの
「お母さんのおかげ」→「知りたい!こどもの病気」  
→「ウイルス性胃腸炎」を読んでください。

2015年10月7日
喘息の子が増えています

涼しい秋晴れは気持ちがいいものですが、喘息の子にとっては

1年中で最も発作が出やすい季節です。私も、菊人形の記憶と

喘息で苦しかった記憶とがリンクしています。

昨年もそうでしたが、発作を起こす子が
例年より多いように思いますし、
しばらく発作のなかった子が久しぶりに
ゼイゼイして受診することも多い気がします。
専門家の話では、昨年から喘息を起こしやすい「かぜ」ウイルスが
増えているのかも?とのことですが……。

 

                 

それはともかく、1番大切なのは
「ぜいぜいしてるかな?」
と思ったら早く治療を始めることです。
喘息を起こしたことのある子には
「発作止めの薬」を常備してもらって
いますから、夜は早めにそれを使って、

                     
治まったら翌朝受診してください。
治まらないときは急患センターへ。
その時に「喘息の記録ノート」を
忘れずに持参してください。

2015年9月24日
子どもの急病・講演会

10月1日木曜日の午後1時半から1時間ほど、
越前市の子育て支援センター(駅前アルプラザ)で
子どもが急病のときどうしたらいいか?
急患センターのかかり方は?
などについてお話をします。
日ごろ質問したかった事なども
この機会に何でも聞いてください。
誰でも参加できます。
無料です。お問い合わせは
越前市子育て支援センター 電話23-8211

2015年9月11日
耳そうじ、キライ

小児科では、風邪の子は必ず耳を診て中耳炎がないかどうかを確かめます。

でも耳をさわられるのがきらいな子って、いますね。耳そうじもきらいなの

でしょう。

どうすれば耳そうじをさせてくれるようになるでしょうか?

赤ちゃんの時からお風呂上りに綿棒で耳の中のお湯をふき取りましょう。

これを毎日、習慣にすれば赤ちゃんは耳に触られても平気になるし、

毎日ふき取るので耳垢もたまりません。

そういう習慣がついてなくて耳そうじから逃げ回る子は、仕方がないので

少しずつ慣れさせていく作戦。毎日お母さんの指で耳の穴を触ったり

ティッシュで耳の穴を拭いたりなど、楽しく工夫して根気よく慣れさせ

ましょう。お耳のそうじはお母さんの役目です。

2015年8月22日
夏風邪は様変わり
大流行だった手足口病とヘルパンギーナは、もう姿を見せなくなりました交代するように、熱が続くだけで咳も鼻水もあまり出ないタイプの「夏風邪」が増えてきました。

2,3日で治ることが多いようです。


涼しくなってきたので、 ぜんそく発作を起こす子 が増えてきました。

これまで喘息で苦しく なったことがある子には、 ゼイゼイしたときにのむ 「とんぷく」を渡してあります。

ゼイゼイしたら「とんぷく」を早めにのみましょう。
2015年8月10日
編集の仕事、一段落
「小児の薬の選び方・使い方」という本の改訂第4版が完成しました。
この本は医師向けで、私を含む3人が編集しました。12年前に出版したところ大変好評で、数年ごとに内容をリニューアルして今回が4代目です。

 

リニューアルのためにたくさんの原稿を整理し、疑問点は何度も編集会議やメールで議論して、1年半かけてようやく出来上がりました。

 

一冊の本を作るには思いのほか多くの時間と労力がいるものです。フルマラソンを走り終えた(走ったことはありませんが)ような心境で、いやはや疲れ果てましたが、私自身の勉強にもなりました。

 

若い研修医や他科の医師が小児を診るときにこの本がお役に立てれば幸いです。

2015年7月27日
とびひ

暑い季節になると、あせもや虫刺されを掻きこわしたりして細菌が入り、ジクジクしてきます。これが伝染性膿痂疹(とびひ)です。ジクジクの汁が周りに付くとまたそこにできる(飛び火する)ので「とびひ」という名前が付いたのでしょう。お友達にもうつるので、保育園は休ませてください。


抗生剤(のむ薬)と塗り薬を使いますが、一番大切なのは洗うことです。 シャワーでよく洗い流してから塗り薬を塗り、ばんそうこうなどは貼らずに乾かしましょう。


ひと夏のうちに2,3回繰り返すこともあります。でき始めたら早めに受診してください。

2015年7月10日
手足口病もヘルパンギーナも

手足口病(詳しくはこちら)が先週から急に増えてきましたが、 ヘルパンギーナという夏かぜの一種も増えてきました。

ヘルパンギーナは熱が出てのどを痛がり、写真のようにのどチンコ の周りに水ぶくれができます。

手足口病とヘルパンギーナは別々の病気ですが、親戚みたいなとこ ろもあって、ときどき、ヘルパンギーナと思ったら翌日手足にブツ が出てきたり、手足口病なのにのどはヘルパンギーナそっくり、と いうこともあります。

手足口病は熱が出ないか出ても1日くらいですが、ヘルパンギーナ は熱が3日ほど続いてのどをとても痛がります。

どちらも治療は解熱薬だけ。これで熱を下げたり、のどの痛みを 和らげたりしましょう。

2015年6月30日
みずぼうそうが激減

予防接種開始から3か月で!

上の図は最近10年間の、みずぼうそうの発生数をグラフにしたものです。

毎年1月から7月ごろまで多く、8月から10月に減ってまた冬に増える、 というパターンが変わらなかったのですが、昨年10月にみずぼうそうの 予防接種が定期接種になって、1歳から4歳までのほとんどの子が受ける ようになったら、今年の1月からみずぼうそうにかかる子が激減しました。 予防接種の威力をまざまざと感じます。

2015年6月18日
熱中症と「暑さ指数」
2015年6月12日
予防注射をうつ場所

これまで、予防接種は腕にするのが普通でした。
一度にいくつもの予防接種をするときは、左右の腕の上と下、合計4か所にしていました。  (左図)

日本小児科学会では、とくに赤ちゃんの場合、右図のような太ももの外側も安全な注射部位として推奨しています。
腕よりも面積が広いので、医師としてもやりやすい場所です。

 

 

アメリカなどでは、足にうつほうがむしろ一般的です。

はしもと小児科クリニックでも、これから赤ちゃんには 太ももに予防注射をうつことがあるかもしれません。
安全な場所ですから、ご心配なく。

2015年5月23日
晴天が続きます

毎日さわやかに晴れた日が続きます。昼は気温が上がるけど風は涼しくて、夜は月がきれいですが冷えますね。昼と夜の気温の差が大きいので風邪をひかないように気を付けてください。特に喘息の発作が出やすい天気のパターンなのです。お渡ししてある発作止めの薬を準備しておきましょう。

喘息とお天気とはかなり関係があるんですよ。私が大学病院にいるころに天気図と喘息発作の関係を調べたことがあります。天気予報ならぬ「喘息予報」を出せないものかと思案しましたが、ハズレが多くてあきらめました。

2015年5月12日
子どもの病気の講演会

土曜の午後、鯖江の保育園に講演に行ってきました。お母さん方や保育士さんたちがとても熱心に聞いてくれて、うれしくなりました。今、流行している病気や、熱が出たときのホームケアなどをお話しました。内容はこのホームページにも掲載していることなどですが、ライブで話を聞いていただくのは手ごたえがあっていいものです。午後の時間を少しでもお母さん方のお役に立てられるのなら、また頑張ろうかな。・・・時々。

2015年5月8日
熱中症

初夏の陽気が続いて、ときには25℃以上になる日もあります。陽射しの下で元気よく遊ぶのはいいことですが、夢中になって熱中症にならないように気を付けましょう。 熱中症は真夏になると思うかもしれませんが、実はこれから、とくに蒸し暑い梅雨どきにもなりやすいのです。

暑い日には時々日陰で休むこと、水分補給に気を付ける、元気がなくなったらすぐに涼しいところで休ませましょう。

2015年4月20日
りんご病
りんご病(伝染性紅斑)が東京や福岡などで流行しています。福井県ではまだ多くはありませんが、これから6-7月にかけて増えそうです。

ほっぺがりんごのように赤くなり、腕や太ももに赤いまだら模様ができます(写真)。熱は出ません。ほっぺが赤くなったときは、もううつる時期を過ぎているので、保育園に行ってもかまいません。

2015年4月10日
新学期

新学期が始まりました。皆さんはりきっていることでしょう。この時期は病気になる子が少ないものです。1週間ほど過ぎたあたりから増えてきます。緊張が途切れるから?いえいえ、集団生活が始まるとお互いにかぜウイルスをうつし合うからでしょうね。

 

 

熱が出たら、次の日は休みましょう。休んで一日熱がなかったら翌日から行ってもいいですよ。

「昨日熱があったけど朝起きたら熱が下がってたので行かせた」……これは無理です。

まして、「朝、熱があったけど解熱剤を飲ませたら下がったので行かせた」……これは無茶です。

 

本人のためによくない、というだけではなく、他のお友達にうつさないために、おうちできちんと見てあげてください。お母さんのお仕事の都合でお子さんやお友達に迷惑をかけないように気をつけましょう。

2015年3月30日
花粉症が増えてきました

くしゃみ、鼻水、鼻づまりと眼の痒みで受診される子が急に増えました。アレルギー性鼻炎アレルギー性結膜炎です。この季節はスギ花粉やヒノキ花粉が原因のことが多いので、花粉症とも言います。

以前はおとなの病気でしたが、だんだん低年齢化してきて、今では3歳児の花粉症も珍しくありません。

 

 

鼻にスプレーする薬と目薬、飲む薬を処方します。アレルギーやかゆみを抑える薬です。 症状が強い時だけ使うのではなく、毎日同じように、まずは2週間続けてください。2週間たって薬がなくなったときに症状が治まっていれば、いったん終了してもいいのですが、また症状が出るようなら、もういちど2週間のコースを再開しましょう。そうしているうちに、遅くとも5月の連休頃にはおさまります。

2015年3月13日
インフルエンザくんサヨナラ

1月に多かったA型インフルエンザも3月中旬になってほとんど見られなくなりました。

春先にはB型インフルエンザの小さな流行があるものですが、今年はまだ見られません。

代わってウイルス性胃腸炎が多くなりました。手足口病も増えています。このホームページの「お母さんのおかげ」(知りたい!こどもの病気)のところにウイルス性胃腸炎と手足口病について詳しく説明していますので、ご覧下さい。

2015年2月25日
手足口病が増えてきました

2月下旬から手足口病が見られるようになりました。手のひらや足の裏、口の中などに小さな水ぶくれができます。手足のブツは痛がりませんが、口の中が痛くて食べるのを嫌がるようになります。

痛いときは解熱薬(熱を下げる頓服)を痛み止めとして使います。

口の痛みや熱がなければ保育園へ行ってもかまいません。

 

詳しくはこちら(PDF)をご覧ください。

2015年2月19日
食物アレルギーの診断書

保育園や学校に食物アレルギーの診断書を提出している方は、4月の新学期に更新を求められます。血液検査や食べてみるテストなどを行うこともあるので、受診された日に診断書を書くのは難しく、数回受診していただくことになるかもしれません。3月末に受診されても間に合わないことがありますので、2月末から3月上旬には受診してください。

2015年1月27日
花粉症がはじまります

くしゃみ、鼻水、目が痒いなどの花粉症の症状が、早い人では2月から始まります。毎年症状が出る方はそろそろ予防を始めましょう。

2015年1月19日
インフルエンザが急増

1月15日ごろからインフルエンザが急増しています。学級閉鎖も増えてきました。1月末まで流行が続きそうです。解熱薬を準備しておきましょう。

お母さんのおかげ」にインフルエンザについての解説があります。

2015年1月11日
スマホの利用

「昨日の夜、じんましんがでました」と、スマホの写真を見せてくださったお母さん、いいアイデアですね。とてもよくわかりました。夜中の咳の様子を動画で見せてくださった方もありました。おおいに診断の助けになります。

最先端のツールを上手に利用していますね。

お母さんと一緒に病気を考え、一緒に治していくのはうれしいものです。

2015年1月4日
あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。そろそろ正月気分も抜けて、保育園や学校が始まりますね。今年はインフルエンザの流行がもう始まっているので、新学期早々、学級閉鎖などが報道されそうです。

1月7日は七草粥。自然界の新鮮な若菜から新しい生命力をいただくという古人の知恵なのでしょう。せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、が春の七草ですが、他の新鮮な野菜でもいいのです。

生野菜や果物を一杯食べて今年も元気に!

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